病棟紹介

これを読むだけで分かる! 整形外科病棟の看護師の特徴!

みなさんこんにちは♪

旅する看護師です!

今回は、私が一年目に配属された整形外科についての特徴です!!

整形外科って骨折の治療以外にどんなこと手術があるの?
整形外科の術後はどうすればいいの?
どんな疾患があるの?

などなど、疑問を解決できるよう、実際配属されて感じたことを含めて、お話できればいいなと思います♪

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整形外科病棟とはどんなところ??

整形外科病棟の特徴は大きく分けて2つあります。

  1. 外傷や手術後のケア: 整形外科病棟では、事故や外傷による骨折や脱臼、生活に支障が出るほどの関節・脊椎疾患を患った患者の手術後のリカバリーなど、急性の外傷患者や手術患者のケアを行います。患者の安定した状態の維持や痛みの管理、合併症予防、ADLの向上をサポートします。
  2. 回復期リハビリテーション: 整形外科病棟では、患者の早期の機能回復や生活の質の向上を目指して、リハビリテーションプログラムを実施します。物理療法、作業療法、運動療法などを通じて、筋力、関節可動域、日常生活動作の回復を支援します。

・各種骨折: 骨の折れることがあり、整形外科で骨折の固定や手術が行われます。種類によってはリハビリテーションも必要です。

脊椎疾患: 脊柱側弯症、脊椎圧迫骨折、椎間板ヘルニアなど、脊椎に関連する疾患の治療が行われます。手術が必要な場合もあります。

・関節疾患: 関節炎(リウマチ、骨関節炎など)、関節の脱臼、半月板損傷など、関節に関連する疾患の治療が行われます。

・軟部組織疾患: 筋肉、腱、靭帯の損傷や疾患(肉離れ、腱断裂など)の治療が行われます。手術が必要なこともあります。

四肢の欠損: 事故や疾患による四肢の切断を行います。

関節置換術: 関節の機能を回復させるため、関節置換手術(人工関節置換術)が行われます。主に、股関節や、膝関節が多いです。

 


どんな知識が必要??

  1. 骨や関節の解剖学: 整形外科では、骨や関節の構造や機能に関する知識が重要です。骨の種類や関節の動き、筋肉や靭帯の役割などを理解することで、患者の状態や治療に対する看護ケアを適切に行うことができます。私が居た病棟では主な疾患として・・・脊椎疾患(腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・側湾症・頚椎症・黄色靭帯骨化症)、関節疾患(関節リウマチ、変形性関節症)、外傷性・病的骨折(大腿骨頸部骨折、大腿骨転子部骨折、橈骨骨折、鎖骨骨折、脊椎損傷)などが多く見られました。特に外傷性の骨折では主に上記の部分が入院対象になることが多いです。これらの病態・解剖を理解していると下記の術後看護がしやすくなると思います。
  2. 外傷や手術の管理: 整形外科病棟では、骨折や手術後のケアが中心となります。外傷や手術の種類や手順、合併症のリスクなどを把握し、患者の状態をモニタリングしながら、痛み管理、創傷ケア、傷の経過観察などを行います。術後合併症の種類として創部感染、神経障害、肺炎、無気肺、脱臼、せん妄などが挙げられます。合併症が起きると入院期間が長くなり、ADLの著しい低下へと繋がります。そのため適切な術後ケアは欠かせない看護です。
  3. リハビリテーションの知識: 整形外科病棟では、リハビリテーションが重要な役割を果たします。患者のリハビリプラン・ライフプランに基づいて、理学療法士や作業療法士と連携し、運動療法や日常生活動作の回復をサポートする必要があります。整形外科病棟では特に装具の使用が必須になります。歩行サポート:歩行器、杖、車椅子、ピックアップウォーカーなど脊椎保護:コルセット・頚椎カラーなど関節リウマチの患者であれば、自助具の使用は必須でしょう。
    整形外科病棟の看護師は、車椅子移乗が上手い人が多いのも特徴ですね♪

 


整形外科病棟でのやりがい

  1. 患者の回復をサポートする: 骨折や手術後の患者のケアが主な役割となります。患者の回復を支えるために、適切な痛み管理や創傷ケア、リハビリテーションなどを提供します。患者が日々進歩し、活動性や生活の質を回復させる様子を見ることで、看護師としての喜びややりがいを感じることができます。
  2. チームワークと連携: 整形外科病棟では、医師、看護師、理学療法士、作業療法士など、多職種の専門家と協力して働く機会があります。患者のケアをトータルにサポートするために、連携やコミュニケーションが欠かせません。チームと協力しながら、患者の回復に向けて努力することで、達成感とやりがいを得ることができます。
  3. 教育と助言の役割: 患者やその家族に対して、手術や治療に関する情報を提供する重要な役割があります。看護師は患者教育やアドバイスを通じて、患者と家族の不安を軽減し、適切なケアや回復プロセスについて理解を促します。患者の自己管理能力を高める支援を行うことで、看護師としてのやりがいを感じることができます。なかな立つことができなかった患者が、歩いて帰る時は本当に頑張ってよかったなと思いますよ♪
    長年の痛みや痺れでできなかった動作が、手術を受けることで出来るようになった。歩く距離が日に日に延びるでいく。
    このようなQOLの向上が目に見えて分かるのもやりがいの一つですね♪

 


ズバリ!!整形外科の看護師は・・・

術後の急性期看護にも精通し、回復期、リハビリにも詳しいオールマイティーな看護師だと思います!!

元気になって帰る患者が多数であり、そのサポートをできることに喜び・やりがいを感じます!!

僕自身も看護師1年目で整形外科を入職し、すごく勉強になりました。他の病棟へ異動した時も基礎を抑えられているので、そこまで苦労することはなかったです♪

さらに、整形外科の術後で急変は他の外科病棟と比較して少ないです!!

術後が怖いと思う人にとってはオススメの病棟ですね♪

その反面、超急性期を学びたい人には少し向いてないかもしれないです・・・。

以上整形外科病棟の看護師についてでした!!

少しでも整形外科に興味を持って頂けたら嬉しい限りです♪


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