病棟紹介

たった5分で分かる!CCU(循環器集中治療室)で働く看護師のやりがいについて!

みなさんこんにちは♪

旅する看護師です!

今回は循環器疾患の中でも、重症心疾患を扱うCCU(循環器集中治療室)についてです。

循環器でも怖いのに、その重症患者さんって・・・。

といった声も聞かれます。確かに循環器=怖いとイメージがついている人が多いと思います。

そんなCCUについて深掘りしていこうと思います。

結論から伝えると、CCUはやりがいの塊みたいなところです!

きっとこの記事を読めば、興味が出ると

思います。ぜひ最後までご愛読ください♪

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CCUとはどんなところ?

  1. 高度なモニタリング: CCUは心臓患者の重要な生命体徴を常にモニタリングします。心電図、心拍数、血圧、酸素飽和度などがリアルタイムで監視されます。
  2. 心臓モニタリング: 心臓モニターはCCU内で非常に重要です。患者の心電図が即座にチェックされ、不整脈や心拍数の変化に対応します。また、循環器特有のS-Gカテーテル(スワンガンツカテーテル)と言われる心機能を評価するモニタリングも行うことがあります。
  3. 専門的なスタッフ: CCUでは心臓専門の医師や看護師が常駐しています。彼らは心臓ケアの専門知識を持ち、心臓患者のケアに熟練しています。
  4. 心臓モニターと人工呼吸器: 心臓モニターと人工呼吸器は、CCUでの治療に不可欠です。これらの装置は患者の心臓機能や呼吸をサポートします。さらに、心臓の機能を助けるために、IABP(大動脈バルーンパンピング)、人工心肺を使用することもあります。
  5. 急変への迅速な対応: 心臓患者の状態は急変することが多々見受けられます。CCUのスタッフは迅速に対応し、必要な処置を行います。心肺蘇生法(CPR)も実施されることがあります。蘇生後は、低体温療法や場合によっては人工心肺を使用します。
  6. 冠動脈カテーテル検査: 心臓カテーテル検査や冠動脈カテーテル検査が行われることがあり、冠動脈に問題がある場合に治療を行います。急性期の心筋梗塞の治療には冠動脈カテーテル治療が行われます。

CCUで主に扱う疾患についてはこちら↓↓↓

・心筋梗塞(心臓の心筋組織の壊死): 心筋梗塞は冠動脈が閉塞し、心臓に酸素が供給されなくなる疾患で、緊急の治療が必要です。

・不整脈: 不整脈は心臓のリズムが異常になる状態を指し、CCUで監視と治療が行われます。

・心不全: 心不全は心臓が効率的にポンプ機能を果たせない状態で、CCUで治療と監視が行われます。

・冠動脈疾患: 冠動脈の閉塞や狭窄による疾患(狭心症など)もCCUで治療されます。

・心臓手術後のケア: 心臓手術後の患者は、手術から回復するためにCCUでモニタリングと治療を受けます。弁膜症・大動脈瘤・冠動脈疾患に関しての手術がメインとなります。

 

 

 


CCUに勤める看護師の役割

  1. モニタリング: 心電図モニター、血圧計、酸素飽和度モニターなどの装置を使用して、患者さんのバイタルサインをリアルタイムでモニタリングします。心電図の異常や心拍数の変動、血圧の変化などに迅速に対応します。
  2. 薬物管理: 心臓関連の薬物(抗凝固薬、抗不整脈薬、血圧降下薬、カテコラミン剤など)の投与、調剤、モニタリングを行います。薬物の適切な使用と副作用の監視が重要です。循環作動薬として、カテコラミンを投与することもあります。作用時間が1〜2分と短い薬剤もあるため、慎重な投与と管理が必要となります。
  3. 人工呼吸器管理: 重症心疾患では人工呼吸器を使用します。臨床工学士、専門医、看護師で相談し、人工呼吸器を設定し、患者の呼吸をサポートします。呼吸の設定調整や気道の管理も行い評価していきます。
  4. 急変への対応: 心臓患者の状態は急変することがあるため、看護師は迅速に対応し、必要な処置を実施します。心肺蘇生法(CPR)などの高度な救命処置も行います。
  5. 苦痛の軽減: 循環器疾患の患者さんは倦怠感や呼吸困難感を感じています。苦痛から逃れるために不穏になることも見受けられ、病状に大きな影響を与えてしまいます。安楽な体位を調整したり、吸引を行うなど苦痛の軽減に最大限努めます。また、鎮静剤を使用することもあります。
  6. 心臓リハビリの補助: 心疾患に対してもリハビリは存在しております、負荷が弱すぎても効果がなく、強すぎると心臓が耐えきれず、病状が悪化することもあります。少ししんどい程度の負荷を見極め、理学・作業療法士と共にリハビリを行なっていきます。
  7. 患者と家族への教育: 心不全や心筋梗塞は、増悪や再発を繰り返す可能性が高いです。患者さんと家族に心臓疾患に関する情報を提供し、生活スタイルの変更について教育を行います。
  8. カテーテル検査の補助: 病院によってはCCUの看護師が、カテーテル検査の補助を行うこともあります。心臓カテーテル検査や冠動脈バイパス手術など、診断テストと治療プロセスをサポートし、患者の状態をモニタリングします。
  9. 連携とチームワーク: CCUでは心臓専門医、呼吸療法士、薬剤師、臨床工学技士など、多職種の専門家と連携し、患者に最高のケアを提供します。

CCUでの看護師のやりがい

  1. 生命を救う役割: CCU看護師は心臓疾患患者さんの生命を守り、回復に向けて尽力します。心臓の健康に関わる重要な役割を果たすことができるという実感は、非常に充実感をもたらします。
  2. 高度なスキルの活用: CCUは高度な医療スキルと専門知識を要する場所です。CCUでしか使用しないデバイス・治療が多数あります。看護師は心臓関連のケアにおいて高度なスキルを活用し、自己成長と専門性の向上を体感します。
  3. 緊急事態への対応: 心臓患者は急変する可能性が高いため、CCU看護師は緊急事態に迅速に対応し、高度な救命処置を実施することがあります。患者の命を守る瞬間はやりがいを感じる瞬間です。
  4. 専門知識の提供: CCU看護師は患者さんと家族に心臓疾患に関する情報を提供し、治療計画や生活スタイルの変更について教育を行います。患者さんの健康を支える知識を提供できることにやりがいを感じます。
  5. チームワーク: CCUは多職種の専門家と連携する場所であり、チームで協力して患者さんに最適なケアを提供します。協力と連携による成功体験はやりがいとなります。
  6. 成長と挑戦: CCUは挑戦的な環境であり、看護師は自己の限界に挑戦し、成長する機会が豊富です。新しい治療法や技術の学習が行えます。

ズバリ!!CCUに勤める看護師は・・・

心臓のケアに関してして右に立つ者はいない!循環管理のエキスパートです!!

心臓疾患はどこの病棟においても切って離せない疾患です。

きっと転職にも役立つことでしょう!

ここでしか経験できないことも多く存在するので、ぜひ心疾患に興味がある人はお越しください♪

以上、CCUについてです。

CCUは難しいけど、循環器はしてみたい!という方はこちらの記事もぜひ読んでみてください♪

 


この記事が何か一歩を踏み出すキッカケになれば幸いです♪

今の病棟に不満を感じている時はぜひ他の記事を読んで参考にしてください!

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